代表高田が東北地方林業成長産業化地域サミットにモデレーターとして登壇しました。

 平成29年度に林野庁の新規事業「林業成長産業化地域創出モデル事業」に選定された地域のうち、東北地方の山形県最上・金山地域、福島県南会津地域、大館北秋田地域の3地域が一堂に会し、サミットを行ないました。 林野庁木材利用課長の長野麻子氏、秋田県立大学木材高度加工研究所所長の林知行氏を招き、木材利用に向けた取組と新たな利用方法の研究に関しての「基調講演」をしていただいたほか、各地域の「取組紹介」、森林資源バイオエコノミー推進機構(株)の高田克彦氏をモデレーターとし、各地域の首長と木高研の林所長がパネラーとなり「林業成長産業化と地方創生」をテーマとしたパネルディスカッション、各地域が連携する「林業成長産業化に向けた共同宣言」と、林業成長産業化に向けた今後の取り組みと地域間の連携を深めるプログラムを実施しました。 「基調講演」では長野氏による木材の利用促進に向けた「WOOD CHANGE」の考え方や様々な取組の講演、林所長からは木材高度加工研究所独自の視点からの木材加工・利用方法の模索など、興味深い内容を紹介、解説していただき、「取組紹介」では各地域での取組と成果、課題や問題点そして今後の展望、そして「パネルディスカッション」では時折ユーモアを交えつつ活発な意見交換が行われ、普段聞けないような意見なども聞くことが出来ました。 また、「2020ミス日本 みどりの女神」である井戸川百花さんにもご参加いただき、開会・閉会宣言でサミットに華を添えていただきました。秋田、大館にルーツがあるとお話しを頂いたときは会場に歓声が沸きました。  初の試みであったサミットは何とか滞りなく進行・終了し、3地域の林業成長産業化に向けた連携と結束が高まったと確信しています。今後もこのつながりを途切れさせることなく、サミットそして林業成長産業化への歩みを続けていければと思います。 また、今回は関係者のみならず、行政や企業、議会議員や一般の方々にもご参加いただき、皆様興味深く聞いておられました。こういった方々も巻き込みながら、東北地方、ひいては日本の林業の発展に向け、より一層気を引き締めて、成長産業化に取り組んでいきたいです。【From:J】  場所:秋田看護福祉大学 大教場 参加者:総勢175名